羽(∪_∪)羽”
by ぢぇみに
Calendar
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
Infomation
【迷惑トラバ対策実施中】
本ブログは『それなり』に健全な方を対象としています。
ネットで気持ちよく遊ぶためのマナーとして、トラックバックの際には、対象記事へのリンクをお願いしまするぅ。




■点取り占い様■点取り占いブログパーツ

↑、放浪猫さんの放浪猫の遊び場で教えてもらいました~

AX
ブログジャンル
検索
ファン
カテゴリ
全体
◆ Profile ◆
▼ 路傍観察レポート
▼ 散歩すすんで...
▼ イヌカン
▼ ごくたん
▼ ぢぇみにコレクション
▼ TrackBackIvent
▼ ぶろぐ千社札
▼ NIOHNGO研究室
▼ めーげん集
▼ Books & Movies
▼ セカイノケッペン
▼ LinkLink!!
▼ 只今外出中
未分類
最新の記事
さくら
at 2017-04-06 09:17
こうり
at 2017-01-17 20:09
はつもうで
at 2017-01-10 20:22
とまったわけ
at 2017-01-10 20:17
2017年 ブログはじめ
at 2017-01-03 22:25
以前の記事
2017年 04月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
more...
タグ
(100)
(92)
(52)
(37)
(37)
(31)
(24)
(22)
(18)
(17)
(17)
(16)
(6)
(6)
(4)
(3)
(2)
最新のコメント
▽ 阿壇さん: おめで..
by jemini-web at 22:35
明けましておめでとうござ..
by as-o2 at 15:41
▽ こづつみさん: 布..
by jemini-web at 23:30
そこに「横溝注意」の看板..
by kozutuming at 08:31
▼ こづつみさん: あ..
by jemini-web at 19:47
▼ どっさん: モダン..
by jemini-web at 19:42
猫の恩返しの猫王様はコレ..
by kozutuming at 23:35
美術館らしい展示はあまり..
by Doss_net at 23:30
▽ 阿壇さん: ああな..
by jemini-web at 18:03
他の地域では昔「白い..
by as-o2 at 16:14
▽ こづつみさん: そ..
by jemini-web at 11:29
いいですね~ からくり..
by kozutuming at 22:27
さかな君カッコいいですよ..
by coeurdefleur at 23:11
▽ 柊さん: しーっ!..
by jemini-web at 22:25
ギョうさん やわ〜^ ^
by coeurdefleur at 12:01
▽ 阿壇さん: 朝の撮..
by jemini-web at 22:55
▽ こづつみさん: サ..
by jemini-web at 22:45
桜の季節ですねぃ。私も撮..
by as-o2 at 19:12
あらま、サバではないので..
by kozutuming at 01:16
▽ 柊さん: よくよく..
by jemini-web at 22:23
最新のトラックバック
日常を人々を描く風俗画に..
from dezire_photo &..
既成概念から絵画の解放に..
from dezire_photo &..
既成概念から絵画の解放に..
from dezire_photo &..
我が家の場合(re:スー..
from Adan Kadan Blog
久しぶりの、トラック・バ..
from 『どBlog』
東照宮 @日光
from 無為に時を過ごす/二度出し御免
いやもうただ
from footprint2mina 
いくらなんでも どんだけ~?
from 異次元同調亜空間振動装置
忘れていた忘れ傘
from 異次元同調亜空間振動装置
双空
from 北の夢想科学小説
ライフログ
ブログパーツ
記事ランキング
画像一覧

あわせて読みたい

カスタマイズに特化したブラウザ Sleipnir。上級者のために。
水木の百鬼、昼を行く ~水木しげる・妖怪図鑑 展~
妖怪
人知ではその正体が計り知れない怪現象を指す語。
時にそれは擬人化され、あるいは河童や幽霊のように姿ある物として扱われる。

その妖怪の絵を最も多く遺した絵師と言えば、江戸時代では鳥山石燕、そして現代では水木しげるをおいて右に出る者はいないであろう。

と言うことで今回はこれ、

a0004423_0291915.jpg

水木しげる・妖怪図鑑展に行ってきやした。

場所はこのブログでも何度か出ている兵庫県立美術館。
兵庫県立美術館と言えばやっぱりアレがお出迎え。

a0004423_0294367.jpg

a0004423_030182.jpg

そう、正六面体(キューブ)な看板さんです。





さて、そいではぼちぼちと。

ぬらりひょん:水木しげる
場所は町屋か商家の入り口だろうか。少し薄暗い三和土に、駕籠を下り、暖簾をくぐって入り込んだ男が一人。
大きく、いびつな頭を持つ老人の姿をした物の怪、「ぬらりひょん」である。

...江戸時代の妖怪絵師、鳥山石燕の画にも出てくるお決まりの姿を持った妖怪なんですが、この絵のぬらりひょんは絶品ですね。
ぬらりひょんは"妖怪の総大将"と言われる割には「知らない間に人の家に上がり込み、その家の者の如く振る舞う」というどこか凄みにかける妖怪で、それゆえに異様な姿の割にはユーモラスに描かれる事が多い。
けれども、この絵のぬらりひょんはそういう滑稽な要素を省き、妖気を全身に纏っているというか、怪しげな迫力を感じさせる。

ほう、これが総大将の本気という奴か。

雪女:水木しげる
吹雪の中、乱れた髪の一部を口に含み、両手をさしのべる雪女。

細い釣り目で描かれる事の多い雪女だけど、この絵の雪女は少しぱっちりとした眼をしていて、ちょっと猫系な感じ。
何と言うかね、こんな女妖に声をかけられたら、確かに惹き込まれるわ。

というか、むしろ雪の降らない都会にこそ、この雪女によく似た存在は多いのかもしれませんねぇ。
いやはや、あなおそろしや。

山爺:水木しげる
こう書いて「やまじじい」と読むそうな。
一本ダタラなんかと同じ、独眼・一本足の山の精で、猿の頭をも噛み砕き、狼にも恐れられる存在なんだそうな。

その姿たるやもう...どう表現したらいいのか...なんとも表現のしようがない。

水木御大、アフリカか熱帯地方の少数民族の仮面を参考にしたんでしょうか。
顔のようで顔でないようで、何ともプリミティブなデザイン。
なんだかもう、ゲージュツがバクハツしちゃってますよ。

さがり:水木しげる
榎や柿の大木にぶら下がった、馬の頭の姿をした妖怪。
(水木ロードの"さがり")

一見、タツノオトシゴっぽい姿でもあるんだけど、良く見るとこれはどう考えてもシュルレアリスム以降の造形だよ、これは。
いや、もしかしたらダリか、マン・レイあたりがこんなの描いてたかもしれない。
奇想と幻想は表裏一体にして本質は同じものである、のかな?

さて、ここでいったん水木サンの妖怪絵のコーナーが終わって鬼太郎コーナーになり(ここは省略)、さらに水木サンも参考にしたという明治以前の妖怪絵のコーナーへ。

姑獲鳥:河鍋暁斎
幽霊画と言えば絶対に外せないのが河鍋暁斎。ほらほら、ここにもちゃーんと居ました。

姑獲鳥(うぶめ)は水辺に現れる赤子を抱いた女妖。
抱いた赤子を「決して離さないでください」と人に預けると姿を消し、その赤子は石の如く重くなってゆく。

流産し、死亡した女性の霊という説があるんだけど、まあ純粋妖怪なのか幽霊さんなのかは別として、暁斎の描いたこの絵はなんとも言えない迫力を持っている。
とは言え顔を袖で覆い、抱いた赤子もほとんど姿が見えない。
つまり、登場人物の心情を理解するための最大の要素である「顔」が一切見えない。

故に、この姑獲鳥の心情は見る者の想像力に任せられる。
袖で顔を隠しているのは姑獲鳥が背負う悲しみゆえなのか?
それとも人間を陥れる残忍な笑いを袖で隠しているのか?

妖しとはそれ自体が恐ろしいものではない。
人が妖しの何を恐ろしいと感じるか、それが恐ろしいもの、なのかもしれない。

ふと、そういう事を感じさせる作品。

新形三十六怪選 三井寺頼豪阿邪闍梨悪念鼡と変ずる図:月岡芳年
タイトル長ぇよっ!

...じゃなくて、これは何の絵かと言うと、鉄鼠。

三井寺の僧、頼豪は白川法王の為、皇子誕生の呪法を施して見事これを成し遂げる。
当初、これに喜んだ白川法王は三井寺に援助の約束をするが、三井寺と対立する延暦寺の介入があったために取り下げてしまう。
白川院の心変わりに激怒した頼豪は憤死し、その怨念は巨大な鼠と化した。
頼豪の怨念(=鉄鼠)はネズミどもを従えて延暦寺に入り、仏教典を食い荒らして復讐を遂げた。
という伝説に基づく絵。

この想像力が良いね。
古来の日本の豊かな妖怪群像は昔の人の自由な発想から生み出されている。
それを絵にすると、こんなに楽しい...と言っては頼豪阿闍梨に失礼か、でもまあ、楽しい妖怪絵になるというワケだ。

ところが最近の怨念話ってみんな悪霊・幽霊の話に集約されるんですよね。
想像力が足りませんよ!現代人!!

付喪神図:伊藤若冲
(リンク先、第3章 伊藤若冲《付喪神図》を参照)
おおぅ!ここで若冲さんに遭うとは思わなかったぜぃ。(HPのチェックぐらいして行けよ!)

付喪神とは長い年月を経て湯飲みや楽器のような器物が魂を得て動き出すという妖怪。
京都一条通りに百鬼夜行した物の怪達も付喪神だと言われている。

では動植綵絵のように繊細かつ鮮烈な絵画、石峰寺の五百羅漢のように素朴かつ大胆な石仏、絵画史上の誰にも引けを取らない独特な表現力を持つ絵師の描いた付喪神はどのようなものなのか?

...それは何ともユーモラスで、異形でありながらも可愛らしい表情の妖怪どもとなっていた。

うんうん。妖怪絵でもやっぱり若冲ワールド全開。
「湯飲みが魂を宿すなんて何処が怪異なものか。有難くも楽しい事じゃないか。」熱心な仏教徒であった若冲は、もしかしたらそんな風に考えていたのかもしれないなあ。

他にも浮世絵界の反逆児 歌川国芳の「相馬の古内裏」や高井鴻山の「雨中妖怪図」など、水木絵以外にも良作が目白押しでした。

おみやげ~。

a0004423_0433687.jpg←図録は少し小さめだけど厚みはしっかり。

ちなみに「姑獲鳥の夏」などで有名な京極夏彦が寄稿していて...ってまたお前かっ!
ナンボほど水木サンの事好きやねん!


↓ポストカードは水木プロのもののみ。
若冲さんや河鍋暁斎の絵もあれば、もっと良かったのになぁ。


a0004423_0434977.jpg


子供連れも大人のみでも楽しめる、なんとも不思議な世界、「水木しげる・妖怪図鑑」展。
会期は10月3日(日)まで。

愉快な妖怪、見に行ってみては?

参考リンク:妖怪化 http://sg-tv.jp/items/category3


Written by ぢぇみに

[PR]
by jemini-web | 2010-09-15 00:56 | ▼ ぢぇみにコレクション | Comments(4)
Commented by t2mina at 2010-09-15 07:39
いいなあ観に行かれたんですねぇ。
水木、若冲、京極ってこの三大取り合わせってパワースポットのようです。
Commented by bucmacoto at 2010-09-15 23:20
妖怪ものっていえば、「ゲゲゲの鬼太郎」「妖怪人間ベム」でしたねぇ。
末っ子の弟が夜中のトイレに行けなくなる元凶でした。
私だって怖かったのは言うまでもありません ^^;
Commented by itchys at 2010-09-16 00:06
妖怪ってのは意外と日常生活のちょっとボンヤリした瞬間に出てくるシャイなあんちくしょうなところもあって、大人になった今としてはカワイイ感もありますよね。

そういえば、韓国語では 「ヒョン=お兄さん」 ってのを聞いて、ぬらりひょん って ぬらり兄さん?! とか思っちゃいました (汗)。 考えてみると兄貴的存在ですモンね、ぬらりひょん。

ちなみに、こどもの頃にいちばんコワかった&なぜか惹かれたのは 「雪女」 ですよ、自分も?!
Commented by jemini-web at 2010-09-16 22:41
▽ minaさん:
意外に大人も充分に満足できる展示でした~。

って、
> 水木、若冲、京極ってこの三大取り合わせって
京極さんと若冲さんを同じ世界で... (^▽^;


▽ bucmacoto さん:
うあぁぁぁぁ、妖怪人間ベムは怖いよぉぉぉぉ!
マジであのオープニングはトラウマでした。
でも今見ると、ストーリーはとても良いものなんですよね。
ベラもかなりいい人なのに、「ベラ様のムチは痛いよ~!」って台詞だけが頭にこびりついて (笑


▽ itchysさん:
「あんちくしょう」って、(^▽^;

> こどもの頃にいちばんコワかった&なぜか惹かれたのは 「雪女」 ですよ、自分も?!
原因は分かります。
全ては「ドロロンえん魔くん」が元凶ですね。
「キューティーハニー」といい、ホントに永井豪って人は...
<< ここから 謎 >>