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さて、ここらで唐戸桟橋周辺をはなれて東へと進む。
阿弥陀寺町に到着。 ...? 地図を見ても「阿弥陀寺町」はあっても、「阿弥陀寺」というお寺がない! これは新手の連れ去り事件、お寺アブダクションか!! んなワケない。 これはまあ、長崎七不思議のひとつ、「寺もないのに大徳寺」と同じ理由ですね。 もともとココには阿弥陀寺というお寺があった。 それが明治期の神仏分離(廃仏毀釈)運動やら何やらで、神社に変わってしまった、というワケです。 その阿弥陀寺。 現在では赤間神宮となってます。 入り口、お寺出言えば山門に当たる水天門。 特徴的な作りなので何か謂われがあるのか、と思ったんですがこれは戦後の建造物。 昭憲皇太后(明治天皇の皇后)の詠んだ歌から、そのイメージでこんな造りにしたんだとか。 まあ、それも謂われと言えば、謂われか。 安徳天皇は赤間神社の主祭神。 壇ノ浦合戦の際、平家方の擁する天皇となっていた幼帝で、敗北が確定的になった時に「水の下の都へ参りましょう」と言われて入水。短い一生を終えている。 ずっと阿弥陀寺として供養されてはいたんだけど、当時の国家体制的には皇族は神道の宗教施設で祀らないと都合が悪い部分も多々あったんでしょうね。 しかしこのブログとしてはそれよりも惹かれる社がここにはありまして。 そう、それこそこの記事のタイトル「怪談」に非常にゆかりのあるとある人物を祀っている。 小泉八雲の「怪談」中でも最も有名な「耳無し芳一のはなし」に出てくる琵琶法師、芳一を祀っています。 (しかしまあなんだわ、天皇が寺で供養される矛盾を除いたら、坊主が神社で祀られる矛盾を生んでしまった。神仏分離とはかくも無理のある事ナリ。) 静かに手を合わせ、目を閉じると、心の耳にあの言葉が響いてくるようです。 祇園精舎の鐘のこえ 諸行無常の響あり 沙羅雙樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす 驕れる人も久しからず ただ春の夜の夢の如し 猛き者もつひには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ... !? ふと横を見ると、 見ればそれは平家の武者たちの墓ではないか!!! 芳一さん、今もなお平家の皆さんにご奉仕中なんですね(大汗; (そろそろ開放してあげればいいのに...) Written by ぢぇみに
by jemini-web
| 2011-09-27 19:00
| ▼ 散歩すすんで...
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