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京都市美術館。
なんで「市立」なのにこんだけ豪華なんだ。 と言いたくなるほど新聞社やテレビ局主催の大型展覧会を何度も開いている、関西を代表する美術館。 なのですが、今年の夏の京都市美術館は殊更にえげつない。 そのえげつない展示の第一弾として6/16から開かれているのが、おなじみ「ルーヴル美術館展」。 (...ってことは1ヶ月以上このハナシ寝かせてたよ。おおぅ。) 今回は「日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」。 そして目玉は、かのフェルメール。 そいではいつもの如く4点ほどピックアップ。 キリストのエルサレム入城 / シャルル・ブラン 文字通り、ナザレのイエスが使徒達と共にエルサレムの街を訪れるシーンを描いた宗教画。 ジーザス・クライスト・スーパースター...は、字面に反して人間イエスとユダの苦悩を描いたロックミュージカルだったそうですが、この絵ではまさにスーパースター。民衆に祝福され、明るい光を浴びて堂々の入場です。 なんですが。 右下、犬と戯れている子供。 カメラ目線...絵画だから画家目線というべきですかね。とにかくコッチ見てます。 ブラン監督!ちゃんと子供にも演技指導しておいてください! 天文学者 / ヨハネス・フェルメール 今回のルーブル展最大の目玉ですね。 とにかく魔法の言葉「フェルメール」って言っておけば客が集まる。 いや、それはちょっと表現が乱暴なんですが、それぐらい確実な...日本で言えば円山応挙タイプの、手堅いだけではなくて味わいのある絵の画家さん。 絵は例のフェルメールの部屋(左側の窓から光の差し込む、フェルメールのアトリエ)に天文学者の格好をして天球儀を回すキアヌ・リーブスを描いている。 いや、実はキアヌではなくて、Wikipediaによるとアントニ・ファン・レーウェンフックという科学者だそうな。 優しい光が印象的なフェルメールの絵はここでも健在。 落ち着きのある、良作...なんだけど、思ってたより小さい絵だったんですね。 なんかちょっと、引き延ばして見たくなってしまった。 コローのアトリエ / ジャン=バティスト・カミーユ・コロー コローという画家さんはよく「風景画家」として知られていて、確かに風景画を多く残してるんですけどね。 うん、個人的にはコローさんは女性を描かせるのが一番光ってると思う。 リュートらしき弦楽器を右手に、そして左手はコローが描いたらしい風景画のキャンバスに添えて背を向ける少女。 なんか、それだけのシーンなのに、ひとつの物語だね、これは。 猿の画家 / ジャン・シメオン・シャルダン 文字通り、サルの画家。 この絵には画壇の現状に対する風刺的な意味合いなんかが込められているそうなんですが... それにつけても気取った衣裳に身を包み、コレという顔で絵を描くお猿さんの可愛い事よ。 風刺であるにもかかわらず、「これはこれでいいんじゃない?」という結論になりそう。 おみやげ! 「ルーブル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」は9/27まで。そして... Written by ぢぇみに
by jemini-web
| 2015-08-02 22:50
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