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ワタクシぢぇみにはキセキの旅に出かけてまいりました。
キセキと言っても、水の上を歩いたり、手をかざせば病気が治ったり、マリア様の像が涙を流したりはしません。 ああ、でも10人が一気に喋るのを聞き分けたりするのはちょこっとだけ関係あるかもしれません。 目的地は奈良県 明日香村。 そう、「キセキ」は「キセキ」でも、「奇石」の旅です。 それでは古代日本のアヴァンギャルド・ワールド、飛鳥の里へみなさんをご招待っ! まず最初にお目に掛けますのは猿石。 「吉備姫王墓」の敷地内に据え置かれているこのゲージュツがバクハツした感じの石像は、もともと欽明天皇陵の池田から掘り出されたそうで、「桧隈の猿石」なんぞと呼ばれているそうですが... そんな事はどうだって良いのです。このサルっぷりをご覧あれ! さる さる! さるっ! トカゲ男??? ...最初の三体も猿というよりはどことなく人間のおじさんじみているんですが、四体目の...こりゃなんだ??? どうやらこれも「猿石」らしいのですが、何かサルを飛び出てちょっと凄い生物になっちゃってます。 しかしまあこの四体。 後世の石仏と比較して、なんとワケの解らないことでしょうか! あの円空仏でさえ凌駕する前衛的なスタイルです。 一体一体に統一性の見られない造形も「なんだかわからない」(©岡本太郎)な感じで、よーく味わって見てみると、やっぱりよくわかりません。 とにかくまあ、猿石なのです。
by jemini-web
| 2005-09-26 23:20
| ▼ 散歩すすんで...
|
Comments(3)
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kozutuming at 2005-09-26 23:27
よぉーく見ればマントヒヒっぽいかも。
単なる削りすぎのやうな気もいたしまするが。。。
0
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kintonton at 2005-09-27 00:47
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jemini-web at 2005-09-27 22:37
こづつみ さん:
マントヒヒだとすると、古代日本にマントヒヒがいたということになって、大陸移動説がプレートテクトニクスでアゲパンみたいな名前の話になってしまうんですよね~ (↑、意味不明) きんとん さん: あははは、コダマ! コヤツがカタカタカタって首を振ったら...ちと怖いです(^ ^;
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