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岡山県 高梁市。
中国地方の内陸部に位置するこの土地は ヒルクライムの大会も行われるほどの峻険な地形で知られる。 行った場所は備中松山城。 豊臣秀吉の水攻めで有名な備中高松城とこんぐらかりそうになりますが、オヤジ殿いわく、 「山の上にあるから”備中松山城”」。 ...なるほど分かりやすい。 山手にある城を水攻めする事は出来ないから、水攻めされた方は「"山"がつかない方=備中高松城」と判断できる。 (あ、でも四国の松山城ってそんなに山手じゃないんだよな...ええいめんどくさい。) まあ、つまり何を言いたいかといいますと... 毎度のことながら、ワタクシめ、日頃の運動不足に祟られました。 「8合目のふいご峠からは徒歩20分?それぐらいだったら余裕余裕。」 とか思ってたんですよねー。 実際のところ8月に山城なんて登るもんじゃないわ。 そもそもココ、現存天守の中では一番標高の高い場所に存在するワケで、余裕なんてございませんでございますよ。とほほ。 もうね、「おのれ"晴れの国岡山"め~」と理不尽な呪い文句を頭に浮かべつつ(=口に出すほどの元気も残っていない)、登りつめた先で頂ける備中宇治茶が甘露のごとき味わい。生き返るわー岡山最高!。 (あれ?そういやこのお茶、備中なのか宇治なのかどっちだ?) で、この備中松山城。何が見ものなのかといいますと、最近ではコレですね。 そう、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」ではオープニング画像に備中松山城の景色がいくつか使用されているのです。 (参考:高梁市観光ガイド) で、なんで信州・紀伊・大阪ぐらいにしか縁のない真田氏のドラマに岡山の城が選ばれたかというと、「イメージがそんな感じだったから」だそうで。ああそうですかい。 ちなみに天守の全景はこんな感じ。 大阪城や姫路城にある櫓よりも小さいぐらい。 それでも、この険しい山の上で寂れていた城を再生させたのは一人の教師の研究成果だったそうで、天守の改修にあたっては学生さん達が人力で瓦をふもとから運び上げていったという人海戦術。 市民からの寄付で昭和の再建を果たした大阪城にも通じるところがあり、好感が持てますねぇ。 (参考:歴史秘話ヒストリア 井上あさひの歴史ことはじめ) ちなみにこの城、千利休→古田織部 の流れで武家の茶道の流行をリードした小堀遠州(小堀政一)も一時期居城としていたそうで。 小堀遠州といえば、織部好みな荒々しさを修正し、「きれいさび」と言われる小綺麗な美意識を茶の湯に取り入れた人物なんだそうですが、これにより、素朴の極みを特徴とする備前の焼き物は流行から取り残される方向になってしまったそうな。 ...もしかしたらこっそり、備中の人と備前の人で確執があったりしてね。 Written by ぢぇみに
by jemini-web
| 2016-11-27 23:00
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Comments(0)
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