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今日は小雨の降る中、とびきりの美女に逢ってきました。
待ち合わせ場所は大阪堺市はベルマージュ堺。 高層住宅と商業施設の合体したツインタワー。 ...なになに? 「オメーが美女とデートなんかできるわけねーだろ。どうせ人間じゃないモノなんだろ?」だって? あのねー。オイラをみくびっちゃぁいけませんよ。 みくびっちゃぁいけないんだけど、まあ図星です。 訪れたのはベルマージュ堺 弐番館にある、堺市立文化館。 待っていたのはアルフォンス・ミュシャの描いた美女達。 4階のギャラリーにはなんと、ミュシャの作品だけが常設展示されているのです。 (ちなみに3階ギャラリーは与謝野晶子の文芸資料を常設展示) 館内撮影は許可されていなかったんで文字だけでイメージが沸きにくくて申し訳ないですけど、本当にナマの迫力ってのは凄い。印刷物にはない迫力がありますね。 いやまあミュシャの作品はリトグラフ(石版画)なので印刷物じゃないかと言われればそれはまあそうなんだけど、やっぱり制作当時の空気をそのまま持っているという凄さがある。 ということで、何点か印象深かった作品をリスト。 (リンクはGoogleのイメージ検索のため作品名に該当しない作品が多数出てきますが、お許し下さいませ~) ・黄昏 縦に長い絵の多いミュシャの作品の中で、例外的に横長の作品。 しかも夕焼けに赤く染まる、体を横たえた女性の姿は他の作品とはどこか違った艶めかしさがある。 おもわず生唾を飲んでしまう(←おい)作品。 ・四つの星 月 / 宵の明星 / 北極星 / 明けの明星の4連作なんだけど、特に「月」!!! 皆既月食でもないと見られないような大胆な弧を描く月とその前にはにかんだように立つ女性の姿。 夜がテーマなので全体的に暗い色調...の筈なんだけど、なんとも清らかですがすがしい明かりを感じる作品。 流石というか正にというか、ミュシャ以上にこんな爽やかに「夜」を表現できる人っていないだろうなぁ... ・メディア (何故かGoogleにひっかからなかった...) 舞台劇 「メディア」 宣伝のポスター。 黒衣を纏い、腕には蛇のブレスレット、手には血のしたたるナイフを持つメディア。 青冷め、悲壮な表情を顕わにするメディアは他のミュシャの作品には見られない女性像。 ...この人、美人の絵を描いてるけど美人しか描けないんじゃ無いんだなぁと思い知らされる。 メディアの悲壮感、狂気、そして妖しい魅力を充分に表現しつつ、こんなにスタイリッシュな絵になっている。 うひゃぁー、ホント、すごいわ。 ちなみに解説には「『日本画の影響』として彩雲(「洛中洛外図屏風」や「源氏物語絵巻」に出てくるような、楕円状の雲ね)が描かれている」事が指摘されている。 ...ほんとだ、これは彩雲だ!!!! ・サロン・デ・サン 「ミュシャ展」 ポスター (右手を鼻の下に当て、左手に筆と三つの輪が描かれたボードを持つもの) ちょっと描かれた女性の視線が挑戦的。でもやっぱり美人(笑) この絵の凄いところは、与謝野晶子らの「明星」の挿絵にほとんど全く同じ構図の絵が載っているって事。 「メディア」のポスターではミュシャが日本の影響を受けているけど、こちらは日本がミュシャの影響を受けているというか、オマージュを捧げているというか、インスパイアされているというか...はっきり言えばパクっています。 いやまあ、それぐらい美しい構図の絵だって事なんですよ。見てて本当に「完成されてるなぁ」って思います。 いや、ホント感動モノです。 ちなみに、大阪 天保山 サントリーミュージアムでは 11/19~ 「ミュシャ展 プラハからパリへ 華麗なるアール・ヌーヴォーの誕生」が開催されます。 (http://www.suntory.co.jp/culture/smt/gallery/next.html) 見に行くぞ! p.s. も一つおまけ この記事を書くための調べ物の途中で、「名画デスクトップ壁紙美術館」というサイトを発見。 ミュシャを含め、なかなかのラインナップが揃ってますのでご紹介。 名画デスクトップ壁紙美術館:(注意!自動的に音が鳴ります。)http://stephan.mods.jp/kabegami/html/kako_menu.html
by jemini-web
| 2005-11-06 23:28
| ▼ 散歩すすんで...
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