Calendar
Infomation
【迷惑トラバ対策実施中】
本ブログは『それなり』に健全な方を対象としています。 ネットで気持ちよく遊ぶためのマナーとして、トラックバックの際には、対象記事へのリンクをお願いしまするぅ。 ブログジャンル
検索
ファン
カテゴリ
全体◆ Profile ◆ ▼ 路傍観察レポート ▼ 散歩すすんで... ▼ イヌカン ▼ ごくたん ▼ ぢぇみにコレクション ▼ TrackBackIvent ▼ ぶろぐ千社札 ▼ NIOHNGO研究室 ▼ めーげん集 ▼ Books & Movies ▼ セカイノケッペン ▼ LinkLink!! ▼ 只今外出中 ▼ ぽたりんぐ 未分類 最新の記事
以前の記事
2023年 06月2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 03月 more... タグ
美(102)
然(96) 謎(65) 史(39) 瓦(37) 妖(32) 顔(24) 月(22) 石(20) 狐(18) 狛(17) 龍(16) 鉄(8) 影(6) 水(4) 閂(4) 百(2) 最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
ブログパーツ
記事ランキング
画像一覧
|
さてさて、そろそろ東方奇行、もとい、東方紀行の記事をば行きますか。
って、実際には「紀行」という程の話ではなく、二泊二日、かなりの強行軍ではあったんですけどね。 で、向かった先と言えば...このタイトルで鎌倉でなかったら、非難囂々だろうなぁ。 あ、いや、ちゃんと鎌倉ですよ。 新横の旅籠を早々に出発し、JR北鎌倉駅に到着したのが8:30過ぎ。 さっそくすぐ横の円覚寺に足を向けるのかというと、そうでもない。 地図にちょいと気になる名前を見つけたので、駅の北側に向かって、あるお社へと続く階段を登る。 八雲神社 「村社」と彫られていた部分はモルタルか何かで埋められているみたい。 まあ確かに、今は鎌倉「市」に在してますわな。 後々調べてみると、元は京都の祇園社(現.八坂神社)を勧進した、という事なので本来の祭神は牛頭天王になるのかな? (ちなみに現代では牛頭天王を祀っていた社は京都の八坂神社を筆頭に、ほぼ全てスサノオノミコトを祀っているとされています。本来神話体系の異なる神様なんですが、まあ、アレだ。昔、政治的ななんやらかんやらがあったんですよ。このあたり、ハイチのブードゥ教がキリスト教に同化したのをちょっと思い出してみたり。) 階段を登ると狛犬さんがお出迎え。 しかし愛嬌のある顔に味わいがありますねぇ。 境内はさほど狭いと言うわけでも無く、広すぎる事もなく、町のお社にぴったりなサイズ。 軒桁っていうのか横木というのか、ちょっとよく解らないけど、本殿の装飾。 このお獅子はなかなか気合い入ってるなぁ。 腕の辺りとか、造形がすごく好き。 そして。 本殿の脇に少し小高く盛り上がった部分がありまして。 少し面白いモノが。 敷石のようなモノがあるんだけど、その先にお社が無い。 お社を建てるスペースさえない。 脇に立てられた看板にはなんと... 安倍晴明っ! (注:スペルの違いは気にするな。ってか、安部清明の方が通りが良いし。)出たなっ!平安最強の陰陽師。 ココの敷石を安倍晴明が遺したという話があるそうなんですが、実際にはどうでしょうかね。 むしろ礼拝の為の石に座し、山などの自然物に祈りを捧げるのは、晴明なんかの時期よりもっと前の原始神道に近いんじゃないかという気がしますが。 まあなんにせよ、京都や福井ではなく、鎌倉で晴明に会うとは思わなんだわ。 幸先が良いと言うべきか何と言うべきか、これまた不思議な旅になりそうな。 --> To Be Continued.
by jemini-web
| 2010-01-28 00:00
| ▼ 散歩すすんで...
|
Comments(9)
Commented
by
snowdrop99 at 2010-01-28 10:38
またいつの間にいらしたんですか。
八雲神社って知らないなぁ。。あとで調べてみよ。
0
Commented
by
tana_suna at 2010-01-28 21:21
Commented
by
t2mina at 2010-01-28 22:22
wikiによる「神道」を見たら、祭り型神道の中に陰陽道系という分類がありました。
続いて阿部晴明を見たら、竹取物語、大鏡、今昔物語、さらには帝都物語、羅生門という風に神秘的でちゃんと読んでみたいなあ、っていう物語が出てきました。 なんか、神様と人にそんなに距離がなくって、なんかのどかな感じ。 あれ?話がずれましたか^^;)
Commented
by
kozutuming at 2010-01-30 01:07
まぁ! 貞子さんのお家が2つもある~
Commented
by
jemini-web at 2010-01-31 19:04
▽ yukiさん:
先週の金・土に寄らせて頂きました。 いやもう、2日前に宿と新幹線の割引きチケットをとるというドタバタで。はい。 八雲神社さんは「村の鎮守の神様」みたいな感じで、観るための神社さんではないんでしょうね。 ちなみにJR鎌倉駅の南にも同名の神社さんがあるそうなんですが、この記事の八雲神社さんは北鎌倉が最寄り駅になります~ ▽ たな さん: 微妙に、口を開いてますよね。でも吽形さんもなんか口を開いて見えるのが... でもファルコンて! 公開年を調べ直してみると、けっこう呆然としますよ~
Commented
by
jemini-web at 2010-01-31 19:18
▽ minaさん:
> 祭り型神道の中に陰陽道系という分類がありました。 「現代の陰陽師」なんてTVでやってるのを見ると、全然そんなのとはちがってて、単なる「拝み屋」だったりするんですけどね。 福井県の土御門家の系列の神社さんが、一応正当後継者的な扱いになるのかな。 お話としては人形浄瑠璃で演じられる「芦屋道満大内鏡」が、江戸・明治の庶民には浸透してたみたいですね。 文楽って昔のアニメ映画の役割を果たしてたんでしょうね。 ▽ こづつみ さん: 井戸じゃない井戸じゃない (^ ^; 軒をつたって落ちてきた雨水を溜めておく桶ですよ。 「天水桶」とはちょっと違うのかもしれないけど。
狛犬は、個性があって、おもしろいですよね。
Commented
by
sei5@たびたびすみません
at 2010-02-08 01:51
x
思い出しました。
日光東照宮も、似たような感じで、社格が埋められていました。 おそらく、戦後の政教分離の名残ではないでしょうか。 あちらは、「別格官社」(別格官幣社?)が埋められ、その上から葵の紋が乗せられていました。
Commented
by
jemini-web at 2010-02-08 21:54
▽ sei5さん:
いえいえ、コチラこそカメさんレスですみません。 そっか、「村社」というのも社格だったんですね。 そう考えてみるとアレですねぇ。明治維新の折には神様が牛頭天王からスサノオノミコトに変わっちゃったり、「あんたン所の社格は"村社"だからねー」と付けられたと思ったら、戦争終わると「やっぱりなしよ」とされたり、こんな町の神社的な場所でも、時の流れに翻弄されているんですねぇ。 「しゃばけ」シリーズで有名な畠中恵さんの、「しゃばけ」外の作品に「ゆめつげ」というのがあるんですが、なんとなくその作品のラストを思い出してしまいました。しみじみ。
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||