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羽(∪_∪)羽”
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いざ鎌倉 ~その9. 鶴岡八幡宮 ~
鶴岡八幡宮に到着。

読みは「つるがおか」なのに、漢字で書くと「鶴岡」。
「ヶ」は夜逃げでもしたんでしょうか?


鶴岡八幡宮はその名の通り、源氏の氏神である八幡神を祀る神社。
HPによると、奥州平定後の源頼義が由比ヶ浜に祀った八幡神を、鎌倉幕府初代の頼朝が現在の地に移したのだとか。

...と、ここまで書き進んで一つ問題。



なぜかソレっぽい写真がない!



あら、どうしましょう?





と言うことで、まあ手持ちの写真にコメントつけてお茶を濁してみる。

いざ鎌倉 ~その9. 鶴岡八幡宮 ~_a0004423_21595392.jpg
境内。

明治神宮に行ったときも思ったんですけど、神社のだだっ広い境内ってなんか不安になります。
「雪降った日に来たら遭難しそうだなー」とか。

この鶴岡八幡宮の若宮というお社を建てた際、その棟上げ式で源頼朝は弟の義経に大工に下賜する馬を引かせたという話がある。
と言うことはこの辺りに源氏の武者がずらっと並び、その間を、馬を引いた義経が歩いたんでしょうか?

下賜する馬を引かせる=「兄弟」の地位は関係無しに完全に臣下として見なされた、と言うことで、義経と頼朝の確執はこの辺りから始まったとも言われていますが...まあ頼朝サイドから見れば仕方の無い話かもしれません。

そもそも兄弟として対面したことが長らく無かった上に、鞍馬寺を出奔して長い間所在不明となっていた弟が、第三勢力とも言える奥州 藤原氏の息がかかった状態で突然現れた。
しかも、連れてきた部下は数人。背後の藤原氏からは何の助勢も無い状態で「やあ弟です」と言われてるんですからね。「お前、何様やねん」となる気持ちはあるよなぁ。
源平の争乱も序盤、「親子肉親の情よりもとにかく実質的な味方」という時局の話ですし。


いざ鎌倉 ~その9. 鶴岡八幡宮 ~_a0004423_220367.jpg
舞殿。

鎌倉方に捕えられた静御前が、頼朝の目の前で逃亡中の義経を想う舞をまったのがこの辺りなんですが...その建物(若宮廻廊)自体は既になくなっているとの事。

頼朝はその舞を見て

「テメェ!俺様の敵である義経の事を目の前で舞うたぁいい度胸してんじゃねーか!」

とまでは言わなかったそうですが、そんな感じでかなりお怒りになったそうな。
そこですかさず

「夫を想う妻の気持ちとは、時も場所も関係なく、あのように幽玄なものなのですよ」

と諫めたのが妻の北条政子。
Good Job. MASAKO!

という感じですが、この辺り、後に執権となる北条氏が情報操作したとかしないとか。
まあ、事実関係はともかく、長い間「ちょっといい話」として受け継がれてきた話ではあります。


いざ鎌倉 ~その9. 鶴岡八幡宮 ~_a0004423_2201162.jpg
いざ鎌倉 ~その9. 鶴岡八幡宮 ~_a0004423_2202099.jpg
狛犬さん達。

とかく鎌倉の狛犬さんは個性が強いのがよく解りました。






...武士の都のワリには、個性以外は強く無さそうなんだよなぁ、(ぽそっ)
by jemini-web | 2010-02-13 22:41 | ▼ 散歩すすんで... | Comments(2)
Commented by tana_suna at 2010-04-01 21:20
上から三番目の写真。
狛犬さんの後ろにいる大イチョウは先日の大風で倒れてしまったようですね。
「大銀杏」を「おおぎんなん」と読んで、梅の実くらい大きな「ぎんなん」なのかしら・・・と勘違いしていたので、強烈に印象に残ってました^^;
Commented by jemini-web at 2010-04-02 00:25
▽ たな さん:
ニュースを「大銀杏なんてのがあったんだー」と見ていて、自分の撮った写真に写っていたという事に気がつかなかった大馬鹿者は、私のような気がします (^ ^;

ちなみにおいらは「紅葉」をデフォルトで「こうよう」と読んでしまうので、毎回「もみじ」に脳内変換するのに苦労します...
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