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オルメク顔面に、私も遭いたい! -古代メキシコ オルメカ文明展-

現代から遡る事3000年以上前。

メキシコの密林に、優れた文明を持つ人々が暮らしていた。

ジャガーとトウモロコシを神格化し、様々な石と焼き物の文化を遺し、消え去った文明。


それが、オルメカである。



というワケで、今回は京都文化博物館で開かれています、

「古代メキシコ オルメカ文明展 マヤへの道」
に行って来ました~。
南北アメリカの古代文明と言えばマヤ・アステカ文明が有名なんですけど、それよりも前に栄えた謎の文明、オルメカとはどんなものなのか、ちょっとお勉強ですね。


オルメク顔面に、私も遭いたい! -古代メキシコ オルメカ文明展-_a0004423_233741.jpg総評としては...

そうだなぁ。

日本で言えば縄文時代にあたる時期のようなんだけど、東西の土器・石器や土偶の比較とかを積極的にしてみたら面白かったんじゃないかと思う。

という不満はあったモノの、自分の知らない古代文明を知るというのはそれだけでも面白い事だし、何と言ってもオルメカヘッドに尽きる。

ちなみに左の写真はレプリカ。
コレに関しては記念撮影OKです。

実際に訪れたのは8月8日、まだ午前中だったとは言え、夏休み真っ盛りなので子供連れとかもっと多いかと思ってたけど、意外に空いてる感じ。
展示物の実力から言えば、もっとお客さんが入っていてもいいと思うけどねぇ。





ほいでは個別に。

オルメカヘッド (第4号記念物):
防御型クリーチャーでは無いクセに全攻撃が無効とか、防御本職のストーンウォールも涙目のスペックを誇るクリーチャー...とか言うのはゲーム「カルドセプト」のオルメクヘッドの話ですが、その元となったのがこのオルメカ文明の巨石人頭。

で、オリジナルのオルメカヘッドとはどんなモノかというと、巨石人頭像=簡単に言えば「石頭」ですな。
それも、高さ176cmの巨大な石頭。
(これは小ぶりなモノで、高さ3mに達するオルメカヘッドもあるそうな。)

どこか物憂げで、淡々とした表情に不思議な感覚を覚える。
これが紀元前1200年頃...つまり3000年以上前の時代に造られたモノだと知り、その精緻な造形に更に驚く。
しかもこの石頭を造るためにわざわざ北方80kmの山から石を切り出してきたとか。これは何の情熱なんだ???

なんというか、これはもう岡本太郎のように手や顔を緊張させてなんだかわからない!」という言葉で絶賛したくなるモノだとしか評しようがない。
相手は石頭だけど、これは柔らかい頭で解釈する必要がありそうな難物ですよ。

ヒスイのマスク:
「俺は人間をやめるぞ! ジョジョーーッ!!」と言えばアステカ文明期の石仮面をモチーフにしているそうですが、それに先立つオルメカ文明にも石のマスクは存在した!

いやぁ、これがまたものすごく精巧なんだわ。
翡翠を使ったなめらかな肌、そして無表情でありながら、なおかつ幾つもの感情を表しているかのようなその造形は、ジョジョの石仮面というよりもむしろ能面の小面を思い起こさせる。

ふぅむ。古代文明、舐めてかかってはイケマセンな、こりゃ。

会議に集まる人々
うはははは。

文字通り、会議に集まる人々を象った人形なんだけど、妙にかわいいぞ。

人々の前には何本かの石柱があって、これが神殿とかそういうものなんだろうな。
その前に、神官と推測される人達が集まっている。
耳を澄ますと、なんかわちゃわちゃと会話しているのが聞こえてきそうだ。

オルメク顔面に、私も遭いたい! -古代メキシコ オルメカ文明展-_a0004423_2331713.jpgちなみにこんなの。

...って、これじゃなんのこっちゃわからんか。

石斧:
これでもかっ!
...ってぐらいに展示されている石斧。

石器文化には欠かせない石斧なんだけど、オルメカではこれがまたひと味違う。
どうやら祭祀用に造られたものがあるらしく、展示されているものは全て、滑らかで綺麗な曲線美を誇っているんですね。

というか、そもそも「祭祀」なんてのは石斧を造るための口実だったのかも。
石を磨いて、磨いて、そうやって出来上がるそのシンプルながらも芸術的なカタチに、古代の芸術家が魂を込めていた...のかもしれないなぁ。

ゴム球:
100%天然ゴム製、スーパーナチュラルなゴムの球。
直径約25cm、日本の手鞠と同じような大きさ。

説明に「球戯があった事を示している」なんて書かれてて、思わず「えーっ、ボールがあったというだけで、『球戯があった』とまで言い切れるの?」などと馬鹿な感想を持ったのはワ・タ・シ。

まあ、考えてみりゃ、そりゃそうだわな。

目の前にボールを転がされてごらん。
絶対に、遊ぶぞ。人間って奴ぁ。
オルメク顔面に、私も遭いたい! -古代メキシコ オルメカ文明展-_a0004423_2332854.jpg


というワケで、おみやげ。
オルメク顔面に、私も遭いたい! -古代メキシコ オルメカ文明展-_a0004423_2333445.jpg



「古代メキシコ オルメカ文明展 マヤへの道」展は9月26日まで京都文化博物館で。

子供連れの方には「ミニオルメカヘッドづくり」や「ジャガーヘッドを被っての記念撮影」なんかも楽しいかも。
(この記事の頭の方にある、赤字の展覧会リンク参照)





Written by ぢぇみに

Commented by uguugu333 at 2010-08-16 23:38
あー面白そうですねぇ
おいらはお江戸で恐竜見ていました
そっちもおもしろかったす

この弾はきっっと真円で投げる時黄金四角形とかでなげるとギュギューーンってなるんですよ
Commented by itchys at 2010-08-16 23:46
なんか勝手にトラックバックしてみました、ごめんなさい (汗)。
つうか、スーパーナチュラルって超自然だから、フツーじゃない!って気が...(細かい突っ込み、重ねてすみません)。

昔からヘルメットってあったんですね、と、思っちゃいました。
あと、古代の人たちの方が脳みその容量が大きかったのかな?とか思ったりして。
Commented by jemini-web at 2010-08-17 23:18
▽ うぐ太さん:
恐竜かぁ。
おいらが子供の頃行った恐竜展では、ティラノサウルスって直立歩行してたのにいつの間にか前傾姿勢に変わったんですよね。つまりこれは...
「だめだスネーク!過去が変わってしまった!タイムパラドックスだ!」
という事ですね。(違


> この弾
むしろ左半身失調を誘発するウェカピポのレッキング・ボールかも。
というか、おいらは頭の中が全身失調じょうたいだ~
Commented by jemini-web at 2010-08-17 23:21
▽ itchysさん:
> 超自然だから、フツーじゃない!
いや、マジでフツーじゃないっすよ。
植物由来のゴムなのに、3000年経っても朽ちずに残ってるんだから。

でも、見た目はどう見てもフツーのゴム球 (^ ^;

> あと、古代の人たちの方が脳みその容量が大きかったのかな?
いや、いくら脳の容量大きくても頭部のサイズが1.7mとかありえませんから! (そういう意味では無い
by jemini-web | 2010-08-16 00:07 | Comments(4)