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善光寺(2)
一見、何の変哲もない石灯籠。

善光寺(2)_a0004423_102530.jpg

しかしこの石灯籠にはとある名前がついています。

その名も「高尾燈籠」。


そう、コンドロイチン片手に石原良純がおばちゃん達にインタビューをする、あの高尾山...とは全然関係がありません。

この灯籠の「高尾」の名は、「高尾太夫」に由来していて、三浦屋四郎左衛門が彼女の供養のために奉納したものなんだそうな。

え?

と思ったかたは、もしかして歌舞伎ファンではないでしょうか。





さて。もう少し高尾太夫について解説。


「太夫」というのは花魁・遊女の最高位で、高尾太夫は江戸吉原の大見世「三浦屋」で代々称せられる名跡であった。
京都の吉野太夫、大阪の夕霧太夫とあわせて「三名妓」と呼ばれるほどの有名どころで、現代で言えばNo1指名キャバ嬢...なんて軽いモノではなかったんだそうで、

何しろ江戸期の遊郭は名士達のサロンの役割も担っていたため、太夫クラスの花魁はその場にふさわしい女性でなければならず、単に見目美しいだけではお話にならなかった。
子供の頃から音曲や舞はおろか、和歌などの教養も仕込まれており、時には旦那衆を将棋でやり込めたり、漢詩の誤りを指摘するような事もあったというのだから、もはやスーパーウーマンである。

で、高尾太夫。

高尾太夫もそんなスーパーウーマンの一人だったので、彼女に付く客というのも半端な人物ではない。
仙台藩主 伊達綱宗というから、一国のお殿様のお気に入りとなっていた。

しかしまあ、これが運の悪い事に酒色におぼれるバカ殿であった。

その気の無い高尾を強引に三浦屋から身請けし、吉原から連れ出そうとしたそうな。

「あちきには好いた人がありんす。そのかたを裏切ってここを去る事はできませぬ。」

高尾はよりいっそう綱宗を拒絶する。

「おのれ、ならば!」

と、綱宗は吉原から出て行く船の中で高尾太夫を無残にも吊し斬りに!

ででん、でん、でん。

...というのが、かの有名な、いや、最近はちょっと有名でも無いのですが「伊達騒動」の幕開け、歌舞伎の演目「伽羅先代萩」の冒頭の事件なんだそうです。



長々と書いてしまいましたが、この灯籠が、その高尾太夫を指しているのかというと、関係無さそうです
(名跡だから、何人も「高尾太夫」を名乗った人はいるわけで、ね。)
案内板には「伊達騒動」などのエピソードは無く、ネットでも善光寺と伊達騒動の話をつなげてるものが見つからない。
まあ、そもそも高尾太夫の吊し斬りのエピソードはフィクションだと言われているワケですが。


それはともかく。


善光寺(2)_a0004423_102888.jpg


灯籠って、英訳すると「ランタン」なんですねえ。

なんか、「ランタン」なんて言うと、簡単に持ち運べそうです。

でかい石のかたまりなのに。



Written by ぢぇみに

by jemini-web | 2012-11-29 19:00 | ▼ 散歩すすんで... | Comments(2)
Commented by itchys at 2012-11-29 23:26
ランタン=ハロウィンを想像しちゃいますよね。 Flickrなんかで無理やり英語を使うときにやっぱり灯籠はLanternって書いてたのを思い出しました。

落語に詳しいわけでもないけど、『紺屋高尾 (こうやたかお)』 は好きです。 談志師匠の一席もいい味出てるんだよなぁ。 http://bit.ly/4rRL3B
Commented by jemini-web at 2012-12-02 22:33
▽ itchysさん:
「紺屋高尾」ですか。ふむ、東京落語は知らない話が多いなあ。

ランタンも「ほぉ」、という感じなんですけど、「red-light district」という表現もなんだか。
いや、あっていると言えばあってる。間違っちゃいないんだけど、なんか...違うなあ (^ ^;
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