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露天神の物語
パパン
時は元禄十六年卯月の七日。
大坂は内本町醤油商平野屋手代、徳兵衛は天満屋女郎、初と天神の森へと分け入った。





そもそも。


徳兵衛は初と恋仲であった。

しかし、誠実で働き者である徳兵衛を、平野屋主人は娘婿にしようと縁談を進めていたのである。
徳兵衛の知らぬ間に、徳兵衛の継母に縁談の金を渡してしまっていた。
それを知った徳兵衛、主人にこの話は無かった事にして欲しいと頼み込むが、主人、「それでは儂の面目が立たぬ。されば母に渡した縁談の金を七日の内に耳を揃えて返せ」と言う。

徳兵衛、何とか母から金を取り戻したものの、帰る途中に旧友と出会う。
旧友は徳兵衛に借金を頼み、人の良い徳兵衛は「三日ならば」と母から取り戻した金を友人に渡した。

...貸した金は返って来なかった。
初にも身請けの話が沸き上がってきた。

徳兵衛の平野屋主人への金の返済期限が迫り、初の身請けも日を待たない状況となった。
お初、徳兵衛は心あらぬ者と一緒になるか、それとも自分達の心を貫き通すか、迫られた。


パパン、パン、パン


時は元禄十六年卯月の七日。
大坂は内本町醤油商平野屋手代、徳兵衛は天満屋女郎、初と深夜手を取り天神の森へと分け入った。

己の心を貫くため。
この世では全うできぬ愛を守るため。




二人が選んだのは、悲しい最期でありました。



二人が自刃した天神の森があったのが露天神。現在では「お初天神」の通り名でしられています。

その一角に祀られたお初、徳兵衛。

露天神の物語_a0004423_134922.jpg

これも、「お地蔵さん」と言うんでしょうかね?
手を取り合い、肩を寄せ合う初と徳兵衛の姿を模しているのですが、愛らしくも何とももの悲しい感じ。


大阪と言えば今は「笑い」のイメージが先行してしまってますけど、こういうお話も、また大阪人の心の一つなのです。はい。

Google Map
by jemini-web | 2007-06-11 01:39 | ▼ 散歩すすんで... | Comments(4)
Commented by t2mina at 2007-06-11 01:46
道祖神みたいですが、すごく可愛いですね。
関西人、いや大阪人と言った方がいいのかな?笑いもそうだけど、人に対する情の厚さが成せる技、なんちゃって!
Commented by sabretoothjapan at 2007-06-11 02:24
おおおおおお!!!!!

お初天神という名前は聞いたことありますが、こんな悲しいいわれがあったとは!

ひとつ賢くなりました。ありがとうございます。
Commented by jemini-web at 2007-06-11 22:47
おおっと、すみません。
重要なキーワードが本文中から欠落していました。
この記事の「お話し」、これは日本史の授業でも名前だけは習う、近松門左衛門の浄瑠璃劇、「曽根崎心中」のストーリーです。
(講談風にしてるのはオイラの勝手なんですけどね)
「曽根崎心中」は露天神の森で実際に起きた情死事件を元に「曽根崎心中」を書き上げたそうですけど、さてはて、どこまでがノンフィクションで、どこからがフィクションなんでしょうか...
Commented by jemini-web at 2007-06-11 23:01
というワケで、

minaさん:
あっそうか。神社系だから道祖神の方でしょうかね?
ということは、徳兵衛がサルタヒコでお初がアメノウズメかぁ。うんうん、なるほど。確かにお地蔵さんよりもぴったり来ますね。

江戸時代のころから江戸や大坂って地方からの労働者も多くて、「ムラ」的なムードは無かったんでしょうね。
それだけに、情を大切にして結束を図って行ったのかもしれません。


せばさん:
「『曽根崎心中』の話ですよ」と書き忘れてましたね。いやいやすみません。
教科書では単に「男女の情死を扱った近松門左衛門による浄瑠璃作品」みたいに感情無くさらっと書かれてしまうので全然解らないんですけど、こうやってゆかりの地を訪れて話を思い返すと、教室では絶対に解らない、何か心に来るモノがあります。
近松を「東洋のシェイクスピア」と紹介する人もいらっしゃるようですけど、なるほどこの話は、「ロミオとジュリエット」に通じるものがありますよねぇ。
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